ダイエットによって便秘になる原因は悪玉菌が増えてしまうから!?

asdf食物繊維の多い野菜をたくさん食べているはずなのに

ダイエットをすると決まって便秘になってしまう・・・。

するとなぜか、ダイエットをしているはずなのに太っていた!

こうした症状はダイエット経験のある女性なら誰もが一度は体験していることでしょう。

 

「便秘なんて一時的なもので、ダイエットをやめれば改善すると思うし、出なかったら下剤使えば良いんでしょう?」

 

いえいえ。下剤は断片的にでも使い続けると副作用を伴いますし、

また、ダイエットなどの食生活によって起こる便秘は、腸内フローラを異常にします。

(詳しくは悪玉菌が増える原因を参考にしてみて下さい。)

 

とくに腸内細菌叢(フローラ)の異常による便秘は3日以上排便が来ない状態が続くと、

腸内に有害物質が発生し、腸の萎縮やむくみを発現させ、

「何を食べても悪玉菌のエサになってしまい便秘が少しずつ悪化していく」といったなかなか改善しにくい慢性便秘へ発展します。

 

こうなると大抵の場合、ダイエットは失敗に終わるだけでなくリバウンドをも引き起こしてしまうのです。

 

では、まずなぜダイエットを行うと腸内フローラが異常になってしまうのか?から解説しましょう。

多糖類抜きのダイエットではどんなに野菜を食べても必ず悪玉菌が増える!

ダイエットを行うと、摂取を控えがちになってしまうのは炭水化物ですよね?

炭水化物を控えると必然的に”多糖類”という糖の集合体の摂取量も少なくなります。

 

多糖類は善玉菌のエサになるだけでなく、

悪玉菌を抑制する”有機酸”の原料にもなります。

 

腸内環境を正しい方向へ導く力をもっているのが”多糖類”というわけですね。

 

 

つまり炭水化物を控えたダイエットを行うと必然的に腸内環境が悪化するということになるのです。

 

ダイエットにやりがちな食物繊維(野菜)の摂取のみでは善玉菌は上手く増えていかない

では、どうしてダイエット中にやりがちな野菜のみの摂取では、善玉菌は増えていかないのでしょう?

 

じつはこれは多くの方が誤解しているのですが、

通常、食物繊維を摂ると善玉菌が増え腸内フローラが正常になる、と言われています。

 

しかし、これはあくまでも、善玉菌のエサになりやすい”分子量の小さい多糖類”を摂取した場合の話です。

 

というのも、乳酸菌やビフィズス菌は発酵はすごく得意なんですが、

分子量の大きい物を分解してエネルギーを取り出す事が苦手なんです。

 

つまり、食物繊維は極めて分子量が大きいため、なんとかかんとか分解しエネルギーを取り出そうとしている間に食物繊維をエサに悪玉菌が増えていっちゃうのです。

 

腸内フローラを常に正常に保つためには、

 

大腸に届いた食べ物から、まず1番に”悪玉菌を抑制する有機酸が早くつくられる必要があります。”

 

そのためには乳酸菌がすぐに有機酸を作り出せる多糖類が必要なんです。

 

こうした重要な役割を果たす多糖類を豊富に含む食べ物が”炭水化物系の食べ物”なのです。

 

炭水化物抜きのダイエットによる便秘にはヨーグルトも効果は見込めない

このようなダイエットにつきものの便秘ですが、

これを改善しようと誰もが思いつくのはヨーグルトではないでしょうか?

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しかし、実はこれ、便秘をさらなる悪化へと導いてしまうことが多いのです。

 

なぜかと言いますと

さきほども述べましたが、悪玉菌を退治するには多糖類が必要なのです。

そして大腸に届いた食べ物の多糖類からは真っ先に善玉菌によって有機酸が作られなければ悪玉菌がどんどん増えていってしまいます。

 

ところがヨーグルトには乳酸や酪酸といった有機酸がたくさん含まれていますが、

まずほとんど大腸まで届きませんので、悪玉菌を抑制する事はできません。

 

また、ヨーグルトに含まれた乳酸菌が大腸に届いても、肝心の大腸内が悪玉菌優勢状態では、

すべて悪玉菌のエサになってしまうだけなのです。

(悪玉菌優勢状態になるのは便秘3日目当たりから)

 

さらにヨーグルトに含まれた脂肪分がこれに拍車をかけ便秘の悪化を招いてしまいます。

 

このような腸内環境でヨーグルトを食べ続けては、

便秘が悪化し、ダイエットをしているのに太るといった弊害が起きてしまうんです。

 

 

便秘が致命的なダイエットの失敗とリバウンドを誘発する原因だった!

ここからやっと本題に入っていきます。

炭水化物を抜くダイエットでとくに気をつけなければならない事はリバウンドですよね?

 

でも、炭水化物を抜くダイエットでは、これまでの解説で述べたようにほぼ必ず、便秘を誘発します。

 

これはつまり腸内に悪玉菌が増えたことを意味しています。

 

この”悪玉菌が増えるという現象”は、すなわち”善玉菌によって有機酸が作られなくなった事を現しているのです!”

 

善玉菌が有機酸を作れなくなってしまうと、

まず、大腸のエネルギー効率が低下し蠕動運動も低下します。

さらに有機酸は結腸の収縮に直接作用し便通を促す効果がありますが、

有機酸が作られなければ、この恩恵は全く得られません。

一気に便秘になってしまうだけじゃなく、唯一悪玉菌を抑制していた物質、

有機酸がなくなると腸内環境は悪玉菌の天下になります。

 

有機酸が作られなくなる事の弊害はこれだけではありません。

 

脂肪の蓄積を防いでいたのは善玉菌が生成した有機酸

脂肪の蓄積を防ぐGPR43の活性が低下し、脂肪の蓄積が始まってしまうのです。

 

GPR43って何?:

GPR43とは簡単に言うと脂肪細胞に存在する脂肪の蓄積を防ぐ働きのあるタンパク質です。

京都大学薬学研究科の木村郁夫研究員のチームによって、腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸(有機酸)

が脂肪の蓄積を防ぐ仕組みを次のような研究を行って解明しました。

 

  1. 普通のマウス
  2. 遺伝子操作でGPR43を欠損させたマウス
  3. 遺伝子操作でGPR43を過剰にもつマウス

の3種のマウスに

脂肪を多く含むエサを与え続けたところ・・・。

2のマウスは体重と脂肪量が増加し、肥満した。

3のマウスは逆に痩せる傾向を示し、肥満型糖尿病にもなりにくい。

という結果が得られたのです。

 

次に

  • 腸内細菌を抗生物質で除菌したマウス
  • 無菌マウス
  • 腸内細菌のいるマウス

を用い、同様の実験を行ったところ、

腸内細菌がいないマウスでは、脂肪蓄積を防ぐGPR43の多少に関わらず、

脂肪量に変化が見られなかったとしています。

つまり、

GPR43は腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸(有機酸)によって活性化され、

脂肪酸が蓄積する事が分かったのです。

 

 

こうした働きをもつ善玉菌の働きを”炭水化物抜きのダイエット”で排除してしまう、という事は、

リバウンドやダイエットの失敗につながってしまうのかもしれません。

 

 

ちなみに腸内細菌を改善し、ダイエットを試みた場合、

有機酸の生成により一時的に太り、また緩やかに痩せていくんだとか。

 

腸内細菌をぜひ味方にしていきましょうね。

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