驚愕!悪玉菌を減らす食べ物は「善玉菌が腸内で酸を作れる物質」です!

このページは前回の悪玉菌を減らす確かな手順で3日以上の便秘を改善の続きです。

さて前回の要点をまとめてみるとひなたぼっこ

  1. 排便が3日以上来ない方の腸内フローラは悪化し悪玉菌が増え腐敗型に傾いている
  2. 悪玉菌が蔓延している腸内に「善玉菌が増える食事」を行ってもそのほとんどが悪玉菌のエサにしかならない。
  3. よって、まず、悪玉菌が蔓延しないように、少なくとも排便が3日に1回は促されるようにする
  4. そのためにはまず、大腸内を空っぽにし1〜2日断食をし、有害物質で痛んだ腸を修復しなければいけない
  5. 修復し動くようになった腸にさらなる活性を与えるために「腸内で善玉菌が作り出した有機酸」を作らせる。

 

と、「排便が3日以上ない方の場合」、このような行程を得なければ腸内フローラの改善は難しく、

逆にこの行程を抜きにしてその大半が悪玉菌のエサになってしまいさらに便秘はもちろん腸内フローラもなかなか改善しにくいのです。(なかなか悪玉菌が減らないのです)

 

腸内フローラって何?:

腸内フローラとは、簡単に言ってしまえば「細菌の群れ」のこと。

じつは健全な腸には写真のように善玉菌、日和見菌、悪玉菌の群れによって表面を覆われているのです。

フローラとはローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神のことでその光景はまるでお花畑のようでしょう?

imgres

 

 

これが前回の記事の内容でしたね。

もし、まだ読まれていない方はより理解を深めるために悪玉菌を減らすための手順で腸内フローラを改善を読んで下さいね。

 

さて、ここでは「悪玉菌を減らす食べ物」とはいったいどんな物なのか?深〜く掘り下げていきたいと思います。

 

ちなみにこれから説明する概念は、腸内細菌という分野ではまだそれほど言われない事ですが

きっと目からウロコな?内容だと思うのです。

ですのでしっかりと覚えて頂きたいなと思います。

 

 

 

腸内フローラを改善するための重要な基礎知識

 

さて、タイトルにもあるように悪玉菌を減らす食べ物とは、

つまり「善玉菌が有機酸を作り出す事ができる食べ物」に他なりません。

 

このページでは「有機酸を大腸内で作り出してもらうためには?」ということをうんちくかんちく説明していきます。

 

善玉菌が作り出す物質「有機酸」が悪玉菌を減らし、退治し、腸内フローラを改善する役目を果たしています。

 

乳酸菌やビフィズス菌は「異常発酵(腐敗)した有機物を正しい発酵へ導く力」を持っています。

それは、これら善玉菌が作り出す「有機酸」に秘密があるのです。

 

有機酸とは酢酸、酪酸、クエン酸、乳酸などの酸性の有機化合物を言います。

たとえば納豆菌などが暴走をするとタンパク質からアンモニアが多量に生成される事が知られていますが、

乳酸菌が作り出す「乳酸」を添加する事により納豆菌の暴走を押さえタンパク質からアミノ酸を作るようになります。

 

 

 

こうした腸内の異常発酵を常に正しい方向へ導いてもらうためには何をおいても「有機酸」が重要な位置を占めているのです。

 

悪玉菌が増えた環境ではヨーグルトや乳酸菌サプリをどれだけたくさん摂取しても悪玉菌が増えるだけ

 

これはよく誤解されがちですが、

悪玉菌が増えた物に「乳酸菌などの善玉菌をどれだけたくさん加えても」悪玉菌を抑制する事は出来ません

 

たとえば悪玉菌が増え、悪化した腸内に

多量のヨーグルトや乳酸菌サプリを飲んでも全く悪玉菌は退治出来ないのです。

むしろヨーグルトや乳酸菌サプリに含まれた「菌体」をエサに悪玉菌が増えていきます。

 

どうして乳酸菌を多量に送り込んでいるのに悪玉菌を退治出来ないのか?というと、

乳酸菌自身は悪玉菌をやっつける事が出来ないからです。

 

 

乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌は「有機酸」を作ってはじめて悪玉菌をやっつける事が出来るのです。

 

 

そこで私たちは善玉菌に有機酸を作ってもらうための物を摂取しなくてはなりません。

 

「悪玉菌を減らす有機酸」を作ってもらうには、食べ物に「大腸まで届く糖類」が含まれていることが条件

さて、ここまでの説明で

腸内フローラを正しい方向へ導くためには何をおいても

善玉菌に有機酸を作ってもらうしかない、

ということはお分かり頂けましたか?

 

では、有機酸は何を原料にして作られるのでしょう?

 

もうすでにサブタイトルにあるのでもったいぶらずに教えちゃいましょう。

 

ずばり

「悪玉菌を退治する有機酸」は

大腸まで届く糖類を原料に

善玉菌が作り出します。

 

う〜ん。ここまで付き合ってくれてありがとう!

やっと答えが見えてきましたね。(引っ張り過ぎ?)

ちなみにオーストラリアのとある研究によると

「腸内環境が整っている人の便を悪化している人の腸内へ移植する便移植」

という方法によって腸内細菌叢を改善出来るそうですが、

実はこの方法でも結局は一時的にしか過ぎず、

日頃から「糖類の多い食べ物の摂取」を心がけないとはやり悪玉菌は増えていきます。

 

糖類は大きく分けて 単糖類、小糖類、多糖類 の3種類があります。

 

  • 単糖類:グルコース(ブドウ糖)、ガラクトース、マンノース、フルクトース
  • 少糖類:単糖類が少数結合したもの。オリゴ糖など。
  • 多糖類:単糖類が多数結合したもの。デンプンやセルロースなど。

 

善玉菌は大抵の糖類から有機酸を作る事が出来ます。

「スポンサードリンク」

でも、だからといって悪玉菌が増えた環境下で

どんな糖類でも食べれば腸内フローラを改善出来るのか?というとそれは違います。

 

善玉菌が有機酸を素早く作ることができる糖類を食べなければ悪玉菌がどんどん増える

先ほど乳酸菌やビフィズス菌が大抵の糖類から有機酸を作る事ができると言いましたが、

善玉菌が有機酸を作りやすい糖類と

有機酸を作りにくい糖類があるんです。

 

大まかな傾向としては、

「分子量の小さい糖類」の方が「より早く有機酸を多量に作る」傾向があるのです。

 

有機酸を早く作れるかどうか?

それはすなわち、「悪玉菌にエサを奪われる前に退治出来るかどうか?」に直結します。

 

だって、ダラダラとゆっくり有機酸を作っていたら悪玉菌がどんどん増えていき、

善玉菌のエサは無くなってしまうでしょう?

 

 

そうなる前にいかに「悪玉菌が増えだす前に有機酸を素早く作れるかどうか?」が腸内フローラ改善の鍵を握っているのです。

 

善玉菌が素早く有機酸を作る事が出来るのは単糖類。でも・・・

先ほどもちょこっとだけヒントが出ましたが、

善玉菌が有機酸を素早く作れる糖類は分子量が小さい糖類です。

 

分子量は 多糖類→小糖類→単糖類 の順にどんどん小さくなっていきます。

 

つまり有機酸を素早く作り出す事が出来る糖類は単糖類という事になります。

 

 

ところが!

 

単糖類は確かに1番早く有機酸を作り出せますが、

私たちの善玉菌が棲む場所は消化器官の最奥、大腸なのです。

残念ながら単糖類は大腸まで届かないのです。

 

私たち大人の場合、単糖類は大腸まで届かない!

 

残念ながら一番分子量の小さい「単糖類」は大腸まで届かないんですね。

でも、「単糖類が大腸まで届き効果的な時期」が私たちにもあったのです。

それは私たちが生まれたばかりの「新生児」のころ。

新生児期は消化器が未熟なのでこの頃は単糖類でも大腸まで届き、腸内フローラの異常を改善出来たのです。

赤ちゃんのお通じが悪いときに「砂糖水」や「麦芽糖」などを飲ませると便秘が即効的に治るのですが、「これは糖類をエサに善玉菌が有機酸を作り出し、有機酸が結腸の収縮作用に働きかけたから」ということですね。

善玉菌がもっとも早く有機酸を作る事ができる糖類は「単糖類」。

だけど、「単糖類」では私たち大人の大腸まで届かない、という事は分かって頂けましたか?

 

 

有機酸の生成スピードがもっとも早く、かつ、大腸まで届く糖類は「小糖類」

 

では、一体なんであれば大腸まで届くのか?というと、

それはオリゴ糖などの「小糖類」です。

 

小糖類は大腸まで届き、有機酸が生成されるスピードも速いのです。

これなら、悪玉菌が増えだす前に抑制し、善玉菌は増える事が出来そうですね。

 

でも、善玉菌が有機酸をどんどん作ってくれるということは、

大腸からもどんどん吸収されてしまうという事になります。

 

 

はじめはしっかりと悪玉菌を抑制していた有機酸が大腸から吸収されてしまうと、

またまた、悪玉菌が増え始めます。

 

せっかく小糖類を摂取し、うまく悪玉菌を抑制したのに、また、増えだすなんて。

 

さて一体どのような対策をはかれば良いのでしょう?

 

オリゴ糖だけじゃなく「多糖類」も食べなければ悪玉菌は安定して減らせない

小糖類によって増えた善玉菌は有機酸を作りますが、

次第にそれは大腸に吸収され、便中から無くなっていきます。

と同時に勢力を増すのは悪玉菌。

 

そこで、有機酸が絶え間なく生産されるよう、

長く穏やかに分解される、より分子量の大きい糖類が必要になってくるのです。

 

そのような役目を果たす糖類が多糖類というわけです。

 

小糖類だけでは善玉菌は安定して活動出来ませんし、

逆に多糖類だけでは、はじめに悪玉菌を抑制する事はできません。

 

小糖類、多糖類など様々な糖類を私たちが食べる事で初めて腸内フローラは安定してよい状態を保つのです。

 

 

ここまでのまとめ:悪玉菌を減らす食べ物「2種の糖類」

 

さて、ここまでの解説で私たちが「腸内フローラを改善する目的」で糖類を食べるときに意識しなければならない条件は次の3つでしたよね?

 

  • 大腸まで届く糖類であること。
  • そのうちもっとも有機酸の生成するスピードが速い糖類であること。
  • かつ、善玉菌が有機酸を長く穏やかに有機酸を作り続けることができる糖類であること。

 

この3つの条件を満たす糖類であれば、腸内フローラは良い状態を保つ事ができるわけです。

 

この3つの条件を満たす糖類が

「小糖類」と「多糖類」というわけ。

 

では、小糖類と多糖類にはどんな物があるのでしょう?

小糖類ってなんなの?

小糖類とは、乳酸菌やビフィズス菌のエサとしてよく知られているオリゴ糖が該当します。

 

オリゴ糖といっても種類がたくさんあってそれぞれ増える善玉菌の種類が異なります。

これはまた後々に解説致しましょう。

 

多糖類ってなんなの?

このページで言う多糖類とは便宜上、水溶性食物繊維のことを示しています。

イヌリン食物繊維やガラクトマンナンなどが該当します。

この2つの水溶性食物繊維は郡を抜いて有機酸の生成率が高いのです。

できれば悪玉菌が減って便がすんなりと出るようになってから芋類や野菜などの食べ物から摂るようにして下さい。

 

まとめ:糖類が大事ってことは分かったけど実際にどんな食べ物を摂取していけば良いの?

さて、ここまでの解説で、

乳酸菌やビフィズス菌を増やすには、

小糖類(オリゴ糖)や水溶性食物繊維が重要だ!

という事は分かって頂けましたでしょうか?

 

では、実際にこれら糖類を効率よく摂取していくにはどうすれば良いのでしょう?

 

食べ物に含まれた小糖類や水溶性食物繊維ではダメなの?

ほかにも海藻や芋類にもたくさん含まれる水溶性食物繊維もあります。

しかし、先ほども述べたようにこれら食べ物に含まれた糖類だと有機酸がじわじわっとしかつくられないので、

悪玉菌が増えた腸内ではなかなか善玉菌が増えません。

 

ですから悪玉菌が減るまでは、

これら糖類はサプリメントなどで補っていくしかありません。

 

では、つぎのページでより効率的に悪玉菌を減らす糖類サプリメントを解説していきます。

「スポンサードリンク」

関連記事

ページ上部へ戻る